この記事では,DIYによる本棚の設計図の書き方をご紹介しますよ
本棚はシンプルなのでDIYしやすいのですが,設計図の書き方がわかりませんよね…
その悩みを解決するのが,これまで数々の家具をDIYしてきたぼくがご紹介する設計図の書き方です
この記事を読めば,本棚をDIYするときの設計図の書き方がわかりますよ!
まずは本棚のDIY用設計図の完成図
こんな感じ。CADで書きました
手書きで十分ですが,CADのほうが修正がラクなので…手書きだとミスったときに書き直しになりますからね
今回はマルゲリータという本棚をパクってリスペクトして設計図を書きました
板厚がわからなかったのでメーカーにメールで問い合わせたところ,15mmとのことでした
ここからはあなたが本棚の設計図を書くときに気をつけるポイントを書いていきます
1.DIYする本棚全体の大きさを決める
今回のDIY本棚の設計図はマルゲリータのパクリリスペクトですので,マルゲリータと違うのは上下段の寸法(不明だったため)と横幅(マルゲリータは1.8m)のみです
横幅はスタンディングデスクの横に置こうかなという理由から約1mという設計にしました(板厚の関係で1005mm)
高さは床から天井にバシッとハマる2400mm。デカい(確信)
2.DIYする本棚に入れる本のスペースを決める
同じく今回のDIY本棚の設計図はマルゲリータのパクリリスペクトです
市販品のサイズには理由があります。試行錯誤の結果そのサイズに落ち着いていますので,ここで変に独自性を出すと使いづらくなってしまったりします。車輪の再発明ってやつです
今回は
H(タテ):335mm,W(ヨコ):325mm,D(奥行き):250mm
としました
3.DIYする本棚の板材の厚みを考慮する
手書きだとここから苦戦するのですが,DIYしようとする本棚の板材の厚みを考慮しなければなりません
板材の厚みをすっかり忘れて線1本でサクサク書いていると最終寸法が合わなくなってきます…地獄
スキマにピタッとしたサイズで本棚をDIYしたいときは,外枠のサイズを決めて,板厚×枚数を引いた残りの寸法を等分できるよう外枠のサイズを調整します
4.はめ込み部分を決める
縦板と横板をはめ込むことでシンプルかつスッキリした本棚をDIYするので,はめ込み部分をしっかり決めておきます
実際に木材を加工するときに最も面倒で神経を使い,かつ失敗に繋がるのがこのようなはめ込み部分です
ケガキ線(切断する線)の外側を切り,はめ込み部分を大きめに切り取ることで
ふえぇ…はまんないよぉ…
というミスを無くす作戦でいく予定です
ちなみにこの構造,はめ込むだけではあまりに不安定ですので裏側に十字の金具を打ち込む予定です
5.巾木ぶんを切る
一般的に,壁と床の接地部分には巾木という材料が付いています
これが本棚に干渉してくるので,予め本棚の壁側下を削っておきます
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