昼キャバがアツい
唐突に友人Yがそう教えてくれました

- とにかく安い。1時間3000円で楽しめる
- 学生が働いていたりして初々しい
というメリットがあるようです
キャバクラなんぞこれまでの人生で一度も行ったことないし,これからも行く予定などまったく無かったのですが友人にその話を持ちかけられた瞬間
これはブログのネタになるのでは?
とブロガーの血が騒ぎまして,二つ返事で昼キャバを攻めることになりました
さてここでわたしの価値観なんですが,キャバクラとか風俗とか,まぁ20代後半の男性なら経験があるであろうイベントに全く食指が動かなかったのは
コスパ悪りぃ
の一言なんですね
そういった類いに1万・2万というお金と数時間を使うなら,そのお金と時間を読書とか自分への投資に回すべきだと思うので,コストとリターンが見合わないなぁと思って避けていました
はい意識高い系
ただ,自分が全く知らない世界の話を聞くのはメッチャクチャに楽しいので「キャバ嬢にひたすら質問してみよう!」という普通のキャバクラの遊び方とは180度違う過ごし方をしてきました
そこで見えてきた世界は,自分やブログのイメージがマイナスになってでも世の中に発信したいなと思う内容でしたので,そのあたりをお楽しみ下されば幸いです
奥さんにキャバクラ通いがバレた旦那さんのような苦しい言い訳が前置きとなりました!
待ち合わせはサンシャイン栄
お盆の土曜にサンシャイン栄でアラサー男性同士が待ち合わせをするというなかなかにキツいスタートとなりました
友人Yは遅れるそうです
サンシャイン栄では何かのイベントが行われていました

出陣
友人と合流し,錦へ繰り出します

ここが友人イチオシの昼キャバです

6Fだそうです

エレベーターを降り入店する直前です
友人の背中が頼もしいですね
初めてのキャバクラに緊張で手が震えてブレました(ウソ)
友人「マジか」

お盆休みとは強気ですね
とりあえず外へ

友人「どうすっか」
わたし(以下--)「相席ラウンジが開店するまであと30分あるね」
(この日は昼キャバと相席ラウンジを攻めよう!という予定でした。相席ラウンジの話はまた別記事で)
友人「とりあえず喫茶店でも入るか」
--「作戦会議だ!」
入店

広いですね

友人にアイスコーヒーをおごってもらいました。どこまでもついて行きます!
友人がネットで昼キャバをググって,営業しているかを電話で確認してくれました
左腕のロレックスが光ります

友人「やってるらしい。1時間3000円」
--「行こう!」
アイスコーヒーを一気飲みです
お腹壊しました
そしてその晩眠れなかった(カフェイン効果)
これが昼キャバだ!
さぁここからはお店の写真撮っていいのかわからなかったのでほとんどの画像をAvalonさんのHPから引っ張ってきました!
キャバクラでパシャパシャ撮ってて裏から怖いお兄さん出てきたら困るんでね!
アヴァロン

店内のようす

一番奥のガラスの向こうはカラオケが出来るようで,扉が開くたびにお客さんの歌声が聞こえてきて面白かった
この写真の下の方にわたしたちは案内されました

ここね

お酒の飲めないわたしはウーロン茶です
友人「キャバクラでお酒飲めないってなかなかキツいな(笑)」
--「飲んだら死ぬからしゃーなしやで」
諸事情あって医者にお酒を止められています。アル中じゃないよ!
なんだかんだ言いながらキャスト(キャバ嬢)がウーロン茶を注ぐときに間違ってウーロンハイにしないかしっかり見ててくれた友人は友達思いのいいヤツです
料金表とか

先に書いておきますが,この日1時間で3人と話をしました
ひとりめ
入店してから待つこと5分くらい
1人目のみくちゃん
初キャバで初キャバ嬢です
ざっと店内を見回しましたがこの子が抜群に美人でした
加工している写真より実物のほうが良いという稀有な例です
あいさつもそこそこに(わたしの)質問攻めが始まります
(雑談も混じってますのでちょい長いです)
--「キャバクラってさ,時給どんなもんなの?」
みく「うーん,安いと1500円,高いと3000円ですねー」
--「それは指名があると値段が変わるの?」
みく「まぁそんな感じかなぁ」
--「なんでここで働いてるの?ほかにもキャバクラっていっぱいあるじゃんね?」
みく「うーん,働きやすいんで」
--「ほー それは店の雰囲気がいいとか?」
みく「それもあるけど,ノルマが無いからいい」
--「ほかのお店ってノルマがあるの!?」
みく「ありますねー ボトル入れてもらうとか,同伴とか」
--「はー 大変なんだなぁ」
みく「今日何してたんですか?荷物すごいけど。登山?(笑)」
(登山と言われても間違ってないくらい大きいバックパックを持っていた)
--「ここ来る前に整体。自転車移動だから登山じゃなくて自転車用品が入ってるの」
みく「もしかしてこの中に自転車入ってるの!?」
--「そーそー自転車が…入らないよ(笑)服とか,靴とか」
みく「(笑)最近肩こりひどいから整体行きたいんですけどねー どっかいいとこないかな」
--「紹介しようか?桜山のあたりだけど」
みく「桜山ってどこですか?」
(女性あるあるな地理の話が通じないパターン)
--「御器所のあたり。御器所わかる?」
みく「あぁ御器所なら通勤が鶴舞線だから途中で通る!」
--「(桜山って御器所の隣なんだけどなぁ…)御器所と桜山のあいだくらいにあるよ」
みく「う~ん栄がいい!」
--「栄は知らないなぁゴメン」
みく「キャバクラはよく行かれるんですか?」
--「ううん,今日が初めて」
みく「マジで!?わたしが初めてってこと!?」
--「そー」
みく「初めて貰っちゃった(笑)」
--「オメデトウゴザイマス」
--「いまのキャストさんの中だとみくさん一番美人だと思うんだけどさ,働いて長いの?」
みく「ありがとー(笑)3年めくらいかなぁ」
--「(19から働いてんのか…)けっこう長い人多いの?」
みく「うん,4年めの人とかもいますねー」
--「それは業界的には長い方なの?」
みく「そうですね!ここは働きやすいと思う!」
--「客の年齢層がけっこう高いね」
みく「そうですね~」
--「社長とか来るの?」
みく「来ますよ!」
--「それってわかるもんなの?(笑)」
みく「うん。一緒に来てるお客さんが『社長!社長!』とか言ってるから(笑)」
--「わかりやすいなぁ(笑)そういう人にLINEとか聞くの?営業的にさ」
みく「聞きますねー でも『LINEやってない』とか言われる(笑)」
--「それって体よく断るときの決めゼリフじゃん!ナンパとか合コンとか婚活パーティーとかのさ,傷付くやつ(笑)『やってないわけ無いじゃん!』みたいな」
みく「いや,ほんとにやってないんですよ!年齢層が高いからガラケーのお客さんとかいっぱいるし。」
--「マジでか」
みく「メールよりLINEのほうがラクなのでLINEやってほしいんですけどね(笑)」
--「あー,なんか飲む?」
みく「えっ いいんですかー?」
--「ソフトドリンクなら(笑)話しっぱなしで喉乾くでしょ?」
(ソフトドリンクならキャストが飲んでも無料です。アルコールは有料)
みく「ソフトドリンクかー(笑)」
--「『こいつありえねー』って感じ?」
みく「お酒好きだからなぁ(笑)」
--「お酒好きならさ,夜のほうが飲ましてくれるお客さん多いでしょ?」
みく「そうなんだけど,夜は寝たいんですよー」
--「昔カラオケの夜勤やってたからわかる。昼はちゃんと寝れないよね。半覚醒状態みたいな」
みく「ですよねー!だから昼勤ですね」
--「昼勤って何時から何時までなの?」
みく「月~金は13時~21時で,土日祝は15時~21時ですね」
--「えっ21時まで昼扱いなの!?」
みく「そーですよー 19時から1000円上がりますけどね!」
そんなやりとりをしていたらボーイさんが「みくさーん」と声をかけました
--「指名が入ったの?」
みく「ううん,お客さんはフリーだから何人か交代するの。たぶん3人くらい入れ替わると思う」
--「はーそういうシステムなんだね。ありがとねー頑張って」
みく「ありがとー^^」
ふたりめ
純ちゃん
なんと手書きの名刺です
--「名刺手書きで大変だね」
ジュン「そんなことないですよー」
--「(あんまりこの仕事に慣れてない感じがする…あと頭よさそう)学生?」
ジュン「そーですね(笑)」
--「始めて一ヶ月くらい?」
ジュン「そうです(笑)出勤10回めくらいですね」
--「そっか~ どうしてキャバクラで?」
ジュン「んと,下宿代とか払わないといけなくて」
--「えらいねぇ~ 親は出してくれないんだ?」
ジュン「親は大学に行かせるつもりじゃなかったらしくて(笑)」
--「(このパターンはわたしと一緒だな…)」
※わたしは親の反対を押し切り大学に進学したため学費を全額アルバイトで稼いで支払いました。もう二度と大学生活には戻りたくないくらい苦労した。そのためかいまだに大学に関する悪夢を月イチで見ます(笑)
--「もしかして,学費も払ってる?」
ジュン「はい(笑)」
--「やっぱりなー 自分もそうだったからそのしんどさはよくわかる」
ジュン「そーなんですか!?滅多にいないですよね,学費を自分で払ってる人って」
--「そうだねぇ いつかその苦労がプライドや自信に変わるときが来るから頑張りな」
ジュン「そうなんですか?」
--「うん。あと,自分で学費を払っていることはなるべく他の人に話したほうがいい」
ジュン「なぜですか?」
--「応援してくれる人が現れるから。自分が追い詰められた時に手を差し伸べたりしてくれる人がいるから。でもそれは黙ってたら親のすねかじってるそのへんの学生と一緒っていう評価しかされない」
つい熱くなるわたし
--「あ,でもキャバクラで働いてるってことは隠していいからね(笑)」
ジュン「(笑)女友達には言えますけど,男友達には言えないなぁ」
--「そういうもんなの?」
ジュン「そうですねぇ~ やっぱり異性にそういう目で見られるのはちょっと…」
--「真っ赤なワンピース似合ってるね」
ジュン「ありがとうございます(笑)これレンタルなんですよ」
--「あぁそうなの?レンタルって有料なの?」
ジュン「はい。1日1000円ですね」
--「はー キャスト(キャバ嬢)はみんなレンタルなの?」
ジュン「いえ,買う人が多いですね~ 自分の好きな色やデザインはやっぱり買わないと無いので」
--「なるほどなぁ なんでジュンちゃんはレンタルなの?まだ買ってないから?」
ジュン「いえ,買ったんですけど,思いの外これが気に入っちゃって(笑)」
--「せっかく買ったのに(笑)レンタルって,自分で洗濯とかするの?」
ジュン「いいえ,お店がぜんぶやってくれます。ほんとに着るだけ」
--「ほー 買ったドレス(?)は洗えるの?それともクリーニング?」
ジュン「ふつうに洗濯機で洗えますよ(笑)」
--「まぁ毎回クリーニングだったら大変だもんね(笑)」
--「どうしてここで働こうと思ったの?」
ジュン「レンタルビデオ屋さんのバイトを掛け持ちしてるんですけど,そこの先輩に教えてもらいました。その人も同じように掛け持ちしてて」
--「へー 今度からレンタルビデオ屋に行ったら女性アルバイトがキャバクラで働いているかもしれないと思うと興奮するね」
ジュン「なんですかそれ(笑)」
--「お店には色々教えて貰えるの?接客について,とか」
ジュン「お酒の作り方は教えて貰えますけど,それ以外は独学ですね(笑)」
--「マジか どうすればいいかわからなくて聞いたことはある?」
ジュン「まだわたしはされたこと無いですけど,セクハラされたときの対応とか」
--「どうするといいって?」
ジュン「例えばお客さんが足を触ってきたら,その手をそのまま握るように押さえつけちゃう」
--「ほぉ」
ジュン「そうすると手を動かせないから手を乗せてるだけになるし,手を握られてるから安心して何もしてこなくなるらしいです(笑)」
--「なるほどなぁ うまい回避だね」
ジュン「そうですね(笑)」
--「大学の専攻は?」
ジュン「数学科ですね」
--「(どおりで頭いいと思った)」
※わたしは相手の顔つきとほんの少しの会話で相手が頭がいいかどうかがわかるという何の役にも立たない能力があります
--「今何回生?」
ジュン「4回生ですね」
--「んじゃぁ就職先は決まった?」
ジュン「いえ,大学院に進みたいので」
--「まだこのバイトが続くなぁ」
ジュン「そうですね(笑)」
--「数学科は就職先が少ないって言うしね」
ジュン「そうなんですよ~ それもあって大学の教授になりたいんですよね。そのために院に行く必要があるんです」
--「院って2年?3年?」
ジュン「2年のあとに3年ですね」
--「5年かぁ 長き道のりだなぁ 頑張れよ~」
ジュン「ありがとうございます!」
3人め
みひろちゃん
巨乳でした。目のやり場に困る
--「コンチワー!(クソデカ声あいさつ)」
ミヒロ「わーハキハキしてるねぇ 仕事できそう^^」
--「いやペーペーですわ」
ミヒロ「兵隊さんみたいな格好だねー(笑)」
たぶん白シャツにベージュのワークキャップだったからでしょう
--「さっき訓練が終わったとこでね」
ミヒロ「なにそれー(笑)」
--「(こんなしょーもないやりとりは時間がもったいない)みひろちゃんは前なんの仕事をしていたの?」
ミヒロ「ドコモのショップ定員だよー 派遣だけどね」
--「そうなんだ なんでキャバクラに?」
ミヒロ「ドコモのショップ定員をこの先ずっと続けるなんて考えられなくて」
--「大変だった,ってこと?」
ミヒロ「そーなのー 試験勉強がすっごく大変」
--「ショップ定員って試験勉強のイメージないんだけど」
ミヒロ「毎日勉強だよー?家に着くのが22時とか23時で,そこから勉強」
--「それは大変だなぁ…ドコモが用意している試験なの?」
ミヒロ「うん。一番上のランクのいっこまえまではスムーズに合格出来るんだけど…一番上の試験に受かったら神だね」
--「そんなに難しいのか。合格率は?」
ミヒロ「10%ないと思う」
--「それは狭き門だね。お店の人でその試験に受かってた人はいたの?」
ミヒロ「2人いたね!正社員の人と,派遣社員の人」
--「あぁ,一応はいるんだ 試験の内容は?」
ミヒロ「筆記試験と,面接」
--「面接もあるのか~ 給料はやっぱり上がるの?」
ミヒロ「全然ちがうみたいだよー! 正社員の人ミニクーパー乗ってたし」
--「(ミニクーパーはローンでも買えるからなぁ…)具体的にいくら給料が上がるとかは明記されてないんだ?」
ミヒロ「そうだねー」
--「ミヒロちゃんはどこまで合格したの?」
ミヒロ「わたしはトップのいっこ下。みんなそこまではスムーズに受かるんだよね」
--「それは何年くらいかかったの?」
ミヒロ「2年くらいかなぁ」
--「そんなもんか 給料は上がった?」
ミヒロ「その時で手取り30万円くらいかなー」
--「マジかよ!(転職しようかな…)」
ミヒロ「うん(笑)なんでー?」
--「自分も資格勉強してるけどさ(今はしていない),3年くらいかな?いくつか資格取ったけど給料上がるわけでもないし…」
ミヒロ「でも夜遅くに家着いて,そこから毎日勉強だよ?それにお店が営業中は基本クレームのお客さんばっかりだし」
--「だよなぁ 何か問題がないとショップには行かないもんね」
ミヒロ「そー」
--「これからはどうするの?いつまでもキャバクラで働くわけにもいかないじゃんね?」
ミヒロ「そうだね~ 違う仕事をするよ!」
--「具体的に決まってるの?こういう仕事がいいなぁとか」
ミヒロ「まだ決めてないね~」
イケメンボーイさんが席に来ました
イケ「お客様,お時間です」
--「あっはいわかりました。そうか,まぁ頑張れよ~」
ミヒロ「ありがとー^^」
…あれ,わたしお金払ってキャバ嬢に声援を送っただけではないか?
会計
友人「チェックで」
イケ「1万円です」
--「!?(これがウワサのボッタクリか!?)」
友人「あ,高野は3千円でいいから。俺は指名したしお酒入れたからこの金額」
--「うん(えっと…基本料金3千円,指名料2千円,お酒が1千円として6千円だからあわせて約1万円か…)」
友人がキャバ嬢とLINE交換していました
「キャバ嬢とLINE交換をしても営業LINEがウザいだけ」と別の友人から聞いていたのですが,もっと色んな話を聞きたいからLINE交換しとけばよかったかなと少し後悔
あの子たちはどんな人生になるのだろう
店を出てから道中,友人とこんな話をしていました
--「なんかさ,キャバクラっていう職業って虚しいなと思って」
友人「なんで?」
--「多くの仕事がさ,続けるほどにスキルとなっていって,続けることでその人の価値が上がっていくわけじゃん?」
友人「うん」
--「でもさ,キャバクラって続けるほどに価値が上がるかって言ったらそうではなくて,若いほどに価値があるわけだから今この瞬間が最高に価値があって,明日は今日より価値が下がっているわけじゃん?」
友人「うん」
--「そういう,若さを売るような仕事ってなんだかなぁと思って」
友人「でもさ,例えばキャバクラで得た接客力とか,トーク力とか,飲食業のノウハウとかを活かして自分で店を立ち上げたりとか,もっと年齢層が上のキャストのお店に行くとかも出来るじゃん?」
--「うーんその道もあるんだけど,そこまで向上心がある人がキャバクラで働いているかっていうと…」
友人「そういう人はいないな(笑)」
--「だよね(笑)でさ,夜の仕事をしてる人の話を聞いたことがあって」
友人「うん」
--「23歳とかで手取り60万円くらいあるんだよ,その人。で,貯金は全くない。高価なものをバカスカ買ってるわけでもないのに,気づいたらお金がなくなっているらしい」
友人「ほ~」
--「でさ,2ちゃんねるの元管理人のひろゆきが言ってたんだけど,一度生活の質を上げてしまうと落とすのが難しいんだってさ」
友人「俺もマンション買っちまったからそれ心配(笑)」
--「住めば都と言うし,それはまぁ慣れることができると思うけど…で,その夜の仕事をしてる子もいつまでもその仕事が出来るわけじゃないじゃん?若さを売っている仕事だから」
友人「そうだね」
--「今は週3とか週4で,1回あたり数時間の労働で手取り60万円も貰っちゃてる子がさ,普通の仕事に転職出来たとして,週5とか週6で働いて今までの倍以上の労働時間になるのに手取りは三分の一になった時に,今まで通り生活していけるかって言うと」
友人「難しいだろうなぁ」
--「だよねぇ」
そんなやりとりをしながら,以前読んだこの記事を思い出していました
下り階段を出来る限りさけた方が人生は楽
もしあなたの目の前に、分不相応な高待遇が転がってたとしたら、その時はそれが下り階段の始まりに通じるようなものなのかについては真剣に考えた方がいい。
何度も何度も繰り返えして恐縮だけど、人間上り階段は楽しいけど下り階段は死ぬほど辛い。
前に性風俗産業の人と話をさせて頂いた時、なかなか興味深い事を聞かせてもらった。ダイジェスト風に書き起こすと、彼はこのような事を言っていた。
「最近は、学生がこの業界に入ってくる事も結構多い。初めの面接の段階で、この子達の人生がどう転ぶのかがわかってしまう事がある」
「大学の学費を支払う為とか、目的を持って期間限定でソープで働いている人は、その後この業界には出戻らない。たぶん普通の人生ルートに乗れたんだと思う」
「けど、なんの目的もなくソープでただお金が欲しくて働いているタイプの人は不幸になりがちなんだよね。男に貢いじゃったりして、この業界から足を抜け出せなくなる人も、結構いる」
「前者を上がる風呂、後者を沈む風呂って業界でよくいうんだよ」
今思い返すと、この話も上り階段と下り階段の話に通じるものがあるんじゃないか、と思う。
あなたがもし人生の方向性を選べる機会に恵まれたとしたら、ゆっくりでもいいから、上りつづけられる階段を選べるような人生を選ぶのが賢い人生選択といえるだろう。
そして階段を上がりながら、いつかくる下り階段についても思慮を深めていこう。人間、年をとっても全員が老い恥を晒しているわけでは当然ない。よい年の重ね方をしている方も、しっかり存在している。
この日話をした3人の女の子たちは性風俗のキャストではなくキャバクラのキャストではありますが,「上がる風呂」になってくれることを心から祈っています。
なんだか
重い話になっちゃったテヘペロ!
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