- カメラをカビから守りたい
- 防湿庫を安上がりに作りたい
この記事では,防湿庫を自作する方法をまとめています
カメラの大敵,湿度。というのも,湿度が高いとレンズ内に結露が生じてしまい,カビが生えることがあるんですね
週イチ程度,カメラを外で使っているなら,太陽光が当たることで湿度を下げることができるのですが,コロナのご時世で押入れにカメラが眠っている方も多いと思います
空気の流れが悪い場所でカメラを放置するとカビる可能性が上がるため,カビを防ぐために防湿庫というものがあるのですが…超高い!
というわけで,防湿庫を自作してみました。材料はホームセンターと百均で全て揃います
- 密封容器
- 靴用乾燥剤
- 防カビ剤(あると安心)
- 湿度計(必要なら)
一式揃えても1,000円台で済むため,リーズナブルにカメラをカビから守りたい方はぜひ参考にしてください♪
防湿庫の自作の材料
ホームセンターでジャストサイズな容器と乾燥剤を買う
ネットで「自作防湿庫は米びつが良い!」という記事をよく見かけますが,正直米びつはデカすぎて邪魔くさいです
大きいぶん,乾燥剤に求められる乾燥力も上がってしまうので,大量の乾燥剤が必要になって経済的にイマイチです
ですので,ホームセンターへ行って,お持ちのカメラやレンズ+乾燥剤のスペースを確保できる丁度いいサイズの密封容器を買いましょう
ぼくはカインズホームセンターで,まるで一眼レフカメラのために作られたんじゃないかと思ってしまうほどシンデレラフィットする密封容器を見つけました
一緒に,ホームセンターで乾燥剤も買ってしまいましょう
お菓子に入っているような食品用の小さいものでも良いですし,後述しますが靴用の乾燥剤でもOKです
防カビ剤はあったほうがいい
乾燥状態を維持できればカビが生える可能性は低いのですが,カビ菌が存在することに変わりはありません
ですので,湿度を下げることでカビが住みにくい環境を整える+防カビ剤でカビをやっつける,というWパンチならより安心できます。バイバイキン
ホームセンターで防カビ剤が見つからなければAmazonで買ってください。ちょっと割高ですが,カメラ用なので安心です
湿度計は百均で十分
ちゃんと乾燥できているか湿度計の数字を見ないと不安で眠れないぼくのような方は,百均で湿度計を買いましょう
百均の湿度計は正確性には欠けますが,まぁ許容範囲内です。いい湿度計を買うとあっという間に予算オーバーします(1個1,000円とかする)
ちなみにぼくはダイソーで湿度計を購入しました。店頭に4つ出ていましたが湿度表示が全部違って不安しかなかったですが,買った湿度計を家にあるSEIKOの湿度計と比較しても大差なかったです
自作の防湿庫で湿度0%を達成(笑)
最初はAmazonで購入した,食品用の乾燥剤を使っていました。お菓子とかに入っている,小さいつぶつぶの小袋です
1,2個では湿度が全く下がらず,50%くらいを行ったり来たりしていました。人間の喉に優しい湿度やん…
これじゃラチがあかんと8袋くらい入れたところ,無事30%台まで湿度が減少。
ただし,一度蓋を開けると30%台まで戻るのに日単位で時間がかかっていました
サッと湿度を下げられないものかと考えていて思いついたのが,靴の中に突っ込んでおく乾燥剤
食品用乾燥剤とは比較にならないくらいのシリカゲルが入っていますし,天日干しで乾燥力が復活するエコノミーでエコロジーなアイツです
というわけで靴用乾燥剤を購入し,2つとも自作の防湿庫に追加投入してみたところ,湿度計が0%を表示していて笑いました
ちなみにカメラは乾燥させすぎるのも良くないそうなので(可動部多いもんね),湿度30%くらいを目安に乾燥剤の量を調整しましょう
靴用乾燥剤なら片足ぶんで十分じゃないかな!
まとめ:防湿庫の自作は簡単で安価なのでおすすめ
電気で動く防湿庫って高価ですし,カメラメーカーが出してるドライボックス(電気を使わず乾燥剤を入れて使う防湿庫)も結構いいお値段します
一方,防湿庫を自作する場合は安く済みますし,持っているカメラのサイズに合わせたケースを選ぶことも可能です
そんなに手間もかかりませんので,防湿庫の購入を検討している方は自作することも選択肢に入れることをおすすめしますよ
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